バクナム(Bac Nam)ハワイ|名物は殻なしカニカレー、お酒の持ち込みもOKのベトナム料理店
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バクナム(Bac Nam)ハワイ|名物は殻なしカニカレー、お酒の持ち込みもOKのベトナム料理店


ホノルルでカニカレーを食べたいなら、バクナム(Bac Nam)は覚えておいて損のない一軒です。サウス・キング通り沿いにある、飾り気のないベトナム料理のお店。名物のカニカレーは殻なしで仕立ててあって食べやすく、メニューも、私たちが行った2017年には98番まで並んでいました。しかもお酒の持ち込みができるので、好きな一本を持って行って料理に合わせられるんですよね。ハワイに長く滞在していると、大好きなアメリカンな料理ばかりでさすがに胃が疲れてくる瞬間があります。私たちがバクナムに足を運んだのも、ちょうどそんな気分転換のタイミングでした。

バクナム(Bac Nam)はどんなお店?

前にホノルルの別のベトナム料理店で食べたカニカレーがあまりに美味しくて、また食べたいなぁと思っていたところ、同じくカニカレーが人気のバクナムというお店があると聞いて、行ってみることにしました。

バクナムの店構え

外観はすっきりしていて、看板がなければ通り過ぎてしまいそうな気取らないたたずまい。中に入っても、白い壁に木の腰板、黒い椅子にベージュのテーブルという、町の食堂のような雰囲気です。高級店の緊張感が一切ないので、こちらも肩の力を抜いて座れます。

飾り気のない、町の食堂という雰囲気の店内

Googleマップのお店の紹介には、ベトナムの北部と南部の両方の料理を出していると書かれています。なるほど、それでメニューがあれだけの数になるわけです。私たちが行った2017年のメニューは、なんと98番まで。ファイルに綴じた分厚いメニューを1ページずつめくっていくだけで、ちょっとした時間が過ぎていきました。

テーブルには調味料のかごが置いてあって、赤いスリラチャ、茶色いタレ、醤油、塩こしょうと一通り揃っています。味を自分で足せる用意がしてあるお店は、それだけで安心感がありますね。

テーブルに置かれた調味料のかご

この店に行ったのはずいぶん前になりますが、口コミサイトを見ると2026年9月時点でも同じ住所で新しい口コミが付いていて、今も現役で営業しているようです。長く続いているお店だというのが、集まっている写真やレビューの数からも伝わってきます。

揚げ春巻きは葉っぱで巻いて

まずは前菜に揚げ春巻き(当時9.5ドル)を頼みました。運ばれてきたのは、こんがり揚がった春巻きに、レタスやミントなどの生野菜、細い米の麺、それに甘酸っぱいつけダレが添えられた一皿です。

揚げ春巻きは生野菜と米麺、つけダレと一緒に

春巻きだけをそのままかじってもいいのですが、葉っぱで巻いて、麺を少し足して、タレにつけて食べると口の中がさっぱりします。中身は豚肉と野菜で、これだけでもしっかり美味しい一皿でした。

春巻き。中身は豚肉と野菜

揚げものなのに重くならないのは、この生野菜とハーブのおかげだろうなと思います。アメリカンな食事が続いたあとだと、この青くさい香りがやたらとありがたく感じられました。

名物のカニカレーは殻なしで食べやすい

そしてお目当てのカニカレー(スモールサイズ・当時19.95ドル)。深めの皿にとろりとしたカレーがたっぷり張られていて、角切りの人参やじゃがいもがのぞいています。

名物のカニカレー。とろりとしたカレーがたっぷり

嬉しいのは殻なしで食べやすく仕立てられていること。カニのカレーというと、殻ごと出てきて手を汚しながら格闘するお店もあるのですが、こちらはスプーンでそのまますくえます。手を拭くタイミングを気にしなくていいので、話しながらだらだら食べるのにちょうどいいんですよね。

殻なしで食べやすいカニカレー

味はココナッツの効いたまろやかなカレーで、前に食べたお店のものよりマイルドな印象でした。カニの身はたっぷり入っているのに、カレーとよく溶け合っているのか、カニの香りは意外と控えめ。辛さでガツンとくるタイプではないので、アメリカン続きの口には、これくらいの当たりの柔らかさがちょうどよかったです。

カレーにはパンかライスを別で頼む

ここで気をつけたいのが、カレーをすくうものは別売りだということ。カレーだけ頼むと、目の前にたっぷりのカレーがあるのに受け止めるものがない、という状態になります。

このときはフランスパン(当時2.5ドル)とライス(当時2ドル)の両方を頼みました。フランスパンは切れ目が入って出てくるので、ちぎってカレーに浸すだけ。表面はパリッとしていて、カレーを吸わせるとちょうどよくなります。

別売りのフランスパンでカニカレーをすくって

ライスは細長いタイプのお米で、上に刻んだねぎを油で和えたものがのっていました。これがまた香りがよくて、カレーと一緒に食べると香りが増して、さらに美味しくなりました。

刻んだねぎの油がのったライス

実はライスは最初から頼んだわけではなく、カレーの量が多いのでパンのおかわりにしようかと迷った末、お米が食べたくなって追加したものです。結果はライスにして正解でした。夫婦二人なら、パンとライスを1つずつ頼んでおくと、両方の食べ方ができます。

このときに頼んだものと、当時(2017年5月)の値段を並べておきます。

頼んだもの当時の値段
揚げ春巻き9.5ドル
カニカレー(スモールサイズ)19.95ドル
フランスパン2.5ドル
ライス2ドル

あくまで私たちが行った2017年の値段なので、今はもちろん上がっているはずです。目安として見てくださいね。カニカレーにはスモールとそれより大きいサイズがあるので、人数に合わせて選ぶ形になります。

お酒の持ち込み(BYOB)ができる

このお店でもう一つ嬉しいのが、お酒の持ち込みができる(BYOB)こと。このときはウーロン茶で乾杯しましたが、私たちはビールが好きなので、次に行くなら好きな一本を持って行くつもりです。

私たちが行ったとき、お店ではお酒を出していなくて、飲みたい人は自分で持って行く形でした。甘いカクテルの類は夫婦とも普段飲まないので、自分で選んだビールを持って行けるのはむしろありがたいくらいです。その日の気分でIPAにするか、すっきりしたエールにするかを自分で決められますし、値段の面でも助かります。

ハワイのレストランでお酒を頼むと、料金にチップも乗ってそれなりの金額になります。持ち込みができるお店は、そのあたりを気にせず料理に集中できるのがいいところ。持ち込み料が必要かどうか、今もその扱いが続いているかは変わることがあるので、気になる方は行く前にお店に確認してみてください。

ワイキキからバクナムへの行き方

住所は1117 S King St。アラモアナセンターから山の方へ1kmほど入ったあたりで、ワイキキからは歩いて行ける距離ではありません。

我が家はレンタカーを借りない滞在をしているので、行くとしたらThe Bus(市バス)かUber・Lyftになります。アラモアナセンターまでならJCBカードの提示で無料になるピンクトロリーが使えますが、バクナムはその先なので、トロリーだけで完結はしません。

普段の滞在はワイキキの周りとアラモアナセンターくらいで足りてしまうので、ここまで出かけるのは「今日はベトナム料理を食べる」と決めた日だけです。逆に言えば、そう決めてしまえば行ける範囲ではあります。長い滞在の途中で一日そういう日を作る、という使い方が合っているお店だと思います。

営業時間とお店情報

私たちが入ったのは夕方5時ごろでした。飲み始めるのが午後の早い時間なので、夕方に食べて明るいうちに戻ってこられるのは我が家には都合がいい時間割です。

2026年9月にGoogleマップと口コミサイトで営業時間を確かめると、昼は11:00〜14:30、夜は17:00からの二部制で、あいだに中休みが入ります。夜は月〜木が20時まで、金・土が21時まで。日曜はお休みです。夜も早めに閉まるので、遅い時間に行くつもりの方は注意してください。

  • 店名: バクナム(Bac Nam)
  • 住所: 1117 S King St, Honolulu
  • エリア: アラモアナセンターから山の方へ1kmほど。ワイキキからは歩いて行ける距離ではありません
  • ジャンル: ベトナム料理(北部・南部の両方。お酒の持ち込みOK・BYOB)
  • メニュー数: 2017年に行ったときは98番まで
  • 名物: カニカレー(殻なし・サイズが選べます)
  • 営業時間の目安: 月〜木 11:00〜14:30 / 17:00〜20:00、金・土は夜21:00まで、日曜定休(2026年9月時点)
  • 地図: Googleマップで「Bac Nam Honolulu」を検索
  • 営業時間・定休日・最新メニューは変わることがあるので、お出かけ前に確認してから出かけてくださいね。

ホノルルのほかのベトナム料理・多国籍料理

同じホノルルでカニカレーというと、キーアウモク通りのマイラン・ベトナミーズ・レストランも有名です。あちらは殻ごとのカニにカレーが絡んでいて、手を汚しながらフランスパンですくうタイプ。バクナムは殻なしなので、手を汚さずに食べたい日はこちら、という選び方ができます。同じ料理でもお店によって仕立てが違うので、両方食べて好みを言い合うのも楽しいです。

もっと近くで済ませたい日は、ヒルトンハワイアンビレッジの近くにあるフォーミンスー(Pho Minh Thu)。私たちが行ったときはこちらもお酒の持ち込みができて、あっさりしたフォーが胃に優しい一軒です。ワイキキから歩いて行ける場所なので、「動きたくないけれどさっぱりしたものが食べたい」という日はそちらになります。

ベトナム料理以外だと、タイ料理のサイアム・スクエアも同じような役回りで頼りにしています。アメリカンな食事とハワイのローカルフードばかりだと、どうしても途中で胃が音を上げるので、あいだにこういう一軒を挟めるかどうかで長い滞在の心地よさがずいぶん変わります。

バクナムは毎週通うようなお店ではありませんが、カニカレーを食べたいと思ったときに行き先が決まっているのは心強いものです。次にまたあの香りが恋しくなったら、パンとライスを両方頼んで、好きなビールを一本持って出かけようと思います。

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