ホノルル・アラモアナのバッファローウィング専門店「Buffalo Wild Wings」実食レポ ― 21種のソースとローカル生ビールでアメリカ気分


アメリカの料理は大味で美味しくない、という声をときどき聞きます。でも私たちはむしろ逆で、フライドチキンやハンバーガー、こってりしたアメリカらしい料理が大好きなんです。せっかくハワイに来たのなら、日本ではあまり食べないようなアメリカそのものの味を楽しみたい、という気持ちもあります。今回ご紹介するのは、そんなアメリカ気分をたっぷり味わえる全米チェーンのスポーツバー、Buffalo Wild Wings(バッファロー・ワイルド・ウィングス)。ホノルル・アラモアナで、21種類ものソースから選べるバッファローウィングと、ローカルの生ビールを楽しんできたときの記録です。

最初にひとつだけ、お店の場所について

この記事は、私たちが以前アラモアナ通り沿いの路面店を訪れたときの実食レポです。先にお伝えしておくと、当時のあの路面店は今は閉店しています。ただ、Buffalo Wild Wings 自体がホノルルから消えたわけではなく、現在はアラモアナセンターの中に店舗があり、そちらが営業を続けています。これから行ってみようという方は、アラモアナセンター内のお店を目指してください。

味やお店の雰囲気は基本的に変わらないと思うので、「どんなお店なんだろう」という参考に、当時の様子をそのまま残しておきます。

アメリカのスポーツバーそのものの店内

お店に入ると、まず目に入るのがたくさんのテレビです。あちこちの画面で別々のスポーツが流れていて、いかにもアメリカのスポーツバー、という雰囲気でした。聞いたところによると、オープンした当初は1時間近く並ばないと入れない人気店だったそうです。私たちが行ったのは夕方の早めの時間だったこともあって、お客さんはまばら。地元の人や欧米からの旅行者が多く、日本人の姿はあまり見かけませんでした。

奥にはカウンター席もあるようでしたが、我が家はテーブル席に案内されました。窓の外を眺めながらのんびり飲める、気取らない空気が心地よかったです。

21種類のソースから選ぶバッファローウィング

メニューを開くと、真ん中にWings(バッファローウィング)がどーんと載っていて、その周りをそれ以外の料理が囲んでいる構成でした。主役がどれかは一目瞭然です。

バッファローウィングは、タイプ・サイズ・フレーバーを自分で選んでいく仕組みになっています。

  • タイプ: Boneless(骨なし)か Traditional(骨つき)
  • サイズ: SNACK / SMALL / MEDIUM / LARGE の4種類
  • フレーバー: なんと21種類のソースから選べる

21種類というのは、初めて見るとちょっと圧倒されます。甘いものからスパイシーなものまで幅広くそろっていて、どれにしようか選んでいる時間も楽しいんですよね。こってりした料理を食べるときも、とりあえずサラダを頼んでおけば気が済む、という我が家のゆるい決まりにのっとって、サイドのガーデンサラダも一緒に注文しました。

一番辛い「BLAZIN」に挑もうとして止められた話

最初の注文は、生ビール2杯に、ガーデンサイドサラダ、バッファローウィングは骨つきで一番辛いソース「BLAZIN」、それにフレンチフライ、という顔ぶれで頼んでみました。

ところが、ウェイターさんに「BLAZINで」と伝えると、「お前、それ食べたことあるのか?」と聞かれました。初めてだと答えると、「これはマジで辛いから、まず試してみるか?」と、わざわざソースだけを小皿に持ってきてくれたんです。

真っ赤なソースを、付け合わせの人参とセロリにちょっとだけつけて舐めてみると、これがとんでもなく辛い。とてもじゃないけれど、これがべったり絡んだチキンを食べきれる自信はありません。あっさり白旗をあげて、中くらいの辛さの「SPICY GARLIC」に変更してもらいました。店員さんが先に止めてくれて、本当に助かりました。

実際に出てきた SPICY GARLIC は、よくあるバッファローソースに近い、酸味のしっかりめな味でした。名前のわりにガーリック感は控えめで、酸味が好きかどうかで好みが分かれそうです。もう一皿、骨なしの「THAI CURRY(タイカレー)」も追加してみたのですが、こちらは衣まで味がしっかりついていて、ビールのおつまみには最高でした。夫婦そろって、このタイカレー味のほうが気に入りました。

ちなみに SNACK サイズは5本と言われていたのに、実際には6本入っていました。こういうおおらかなところも、アメリカらしくて好きです。人参とセロリはバッファローウィングを頼むとサービスでついてきました。

ローカルの生ビールが充実している

この日いちばん嬉しかったのは、実は生ビールの種類の多さでした。ON TAP(樽の生ビール)のラインナップが豊富で、地元ハワイのコナビールや IPA もいくつかそろっています。

私たちが選んだのは、KONA CASTAWAY と LAGUNITAS IPA の2杯。どちらも美味しかったのですが、特に LAGUNITAS IPA は好みの味で、しっかり苦みのきいた一杯でした。こってりしたウィングを、ローカルの冷えた生ビールで流し込む。これがやりたくて来たようなものなので、大満足です。

料理はサラダ以外、紙のお皿で出てきます。サイドサイズのサラダもポテトも、日本の感覚でいうと普通に1人前くらいのボリュームがあって、二人でちょうどいいくらいでした。

こんな人におすすめ

正直に言うと、ヘルシーで体に優しい料理を食べたい、という日にはあまり向かないお店です。でも、ジャンキーでアメリカらしい料理を、ローカルの生ビールでガツンと楽しみたい、という気分の日にはぴったりだと思います。ハワイにいながら、アメリカ本土のスポーツバーに迷い込んだような雰囲気が味わえます。

私たちが行った路面店はもうありませんが、アラモアナセンターの中で今も営業しているので、次に同じ気分になったら、今度はそちらに寄ってみたいなと思っています。ワインや上品なディナーもいいですが、たまにはこういう肩の力の抜けた夜も、旅の中ではいいものですよね。

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